バーニー・エクレストンがフェラーリを名指しで批判したのに続き、BARホンダのジャック・ビルヌーブもフェラーリのチームとしての姿勢を批判した。
「フェラーリの独占ぶりは確かにF1にダメージとなった。しかしそれ自体は問題じゃないんだ。そのような独走は過去にもマクラーレンやウィリアムズなどであったからね。しかし、かつてはチームメイト同士が真剣勝負をしていたし、人々はそこに興味を持った。問題なのはハナから誰一人としてミハエルと戦うことを許されていなかったという点だ」
「フェラーリをドライブするこということは、彼の手助けをするために存在するということ。人々がそれを退屈だと感じるのは、それがレースとはかけ離れているからだ。最後の何メートルかで誰が勝つのかを彼らのようなやり方で決めることは、僕らをただのピエロの集団みたいに見せているだけだ。それが何よりもF1にダメージを与えていると思うよ」とビルヌーブは語っている。
