来季残留か放出かについて注目が集まるジョーダン・ホンダの佐藤琢磨。アーバインの加入説が根強い中、エディ・ジョーダン代表がインタビューに答えた。「アーバインと話し合ったことはないし、琢磨は来年もジョーダンのマシンに座っているだろう」
ジャガーのデラロサが、チームメイトであるアーバインを大批判。シーズン当初からうまくいっていなかった2人の関係は、シーズンを経るごとに険悪になり、最終戦が終わっても目も合わさなかったという。デラロサはそんなチームメイトに対し、03年はチームに残留して欲しくない、と。
2003年のドライバーズ・ラインアップをまだ発表していないチームの一つであるミナルディ。F1撤退も噂されているが、ポール・スットダートが来季の展望について、マーク・ウェーバーと元アロウズのヨス・ヴァースタッペンという布陣を望んでいることを明らかにした。
アグレッシブな走りが特徴的なファン・モントーヤだが、ラルフ・シューマッハが自分だけに対し攻撃的な走りをしているとチームメイトを批判した。
日本GPでF1ドライバー生活に終止符を打ったトヨタのミカ・サロが引退後の心境を語った。「最後となるレースでチェッカーフラッグを受けることができたのはいいことだね」と鈴鹿でのレースを振り返ったサロ、引退後の将来についてはゆっくり考えたいという。
FIAなどがフェラーリの独走態勢を阻止すべく新案を提案するなど「ストップ・ザ・フェラーリ」の動きが活発化するなか、フェラーリのルカ・モンテゼモーロ社長が反論。F1撤退も辞さないと語った。
日本GPでの素晴らしいパフォーマンスにもかかわらず、ジョーダンの佐藤琢磨のシートはやはりエディ・アーバイン(現ジャガー)に譲られる可能性が高いようだ。
ブラザー工業は16日、F1(フォーミュラワン)チーム、ジョーダンを2003年シーズンも引き続き支援すると発表した。02年シーズンは佐藤琢磨がジョーダンからF1デビューし日本でも同チームへの注目が高まった。
最終戦の鈴鹿で5位入賞を果たした佐藤琢磨。本拠地イギリスでの評価も急上昇している。イギリスの『ザ・サン』紙は今回の琢磨のパフォーマンスについて「200万ポンド(約4億円)」の価値があると評価。
F1デビューシーズンをミカ・サロの8位完走で締めくくったパナソニック・トヨタ・レーシング。母国グランプリとなった鈴鹿でもアラン・マクニッシュが予選で大クラッシュの上、決勝レースに出場できなくなるなどのハプニングに見舞われたが、来年に向けて実りある勉強の1年となったことは間違いない。