日産は、「テレフォニカ・ダカール2003」(通称パリダカ、03年1月1日−19日)にワークス体制で出場する。チームおよびドライバー体制は、10月下旬にパリで発表される予定だが、それに先立ち4日、篠塚建次郎の日産入りが発表された。
初めての母国グランプリとなる日本GPを今週末に控え、ジョーダン・ホンダの佐藤琢磨が意気込みを語った。「鈴鹿は僕にとってホームサーキットだから、今年もっともエキサイティングなレースになると思う」
ここ2戦連続でチームメイト同士が激しいバトルを繰り広げているウィリアムズ。アメリカGPは両者が接触し、表彰台のチャンスをみすみす逃してしまうという大ミスを犯した両ドライバー。現状の打破のためにファン・モントーヤはラルフ・シューマッハに話し合いを求めている。
チームエンジニアのマイケル・ゾトスは「エンジンは低回転でトルクがでるようにした。リヤデフの全く新しいセットアップはかなり効果を発揮するのではないか」と説明する。
ジョーダンがホンダ・エンジンを喪失したのを受け、来季のジョーダン残留が難しいと見られている佐藤琢磨の行く先に注目が集まっている。現在最も信憑性が高いのが来季はBARホンダのテストドライバーに就任するというもの。
パニス獲得以来もう一人のドライバーについていまだに明らかにしていないトヨタ。一時はカストロネベスが急浮上したものの、カストロネベス自身がトヨタには別のドライバーが入るだろうと発言している。それは以前から噂されてきたダマータ。
バーニー・エクレストンがフェラーリの1-2フィニッシュに終わったアメリカGPについてコメント。ミハエル・シューマッハがレース後の記者会見でルーベンス・バリケロに勝利を譲ったことを明言したことは失態であると語った。
3日間の予定でスペインのカタロニア・サーキットで実施されるテストの初日は、テストドライバーのサラザンがニューエンジン「RVX-03」と真新しい7速ギヤボックスを搭載した「TF102B」をテスト。58ラップで旧マシンを1秒以上上回るタイムを出した。
アメリカGP決勝レースではトップスピードとなる350.1km/hをマークし、オーバーステアに苦しみながらも11完走を果たしたジョーダン・ホンダの佐藤琢磨がレース後感想を語った。「最後はフィニッシュまでなんとかクルマを持ち帰った、という感じです。今回も辛いレースでした」
シーズン最終戦となる鈴鹿を控えて、BAR、ウィリアムズ、マクラーレン、トヨタら数チームがシーズン中最後のテストを実施する予定。10月2日からスペイン、カタロニア・サーキットで行われるBARホンダのテストに福田良が参加する。