ビルヌーブが6位でポイント獲得、フィジケラは7位とあと一歩でポイント獲得を逃したものの、佐藤琢磨11位、パニス12位と4台すべてが無事にフィニッシュしたホンダ勢。上昇気流に乗って、母国グランプリとなる鈴鹿に戻ってくることができそう。
アメリカGPでポールポジションを獲得し、レース中もリードを守りつづけたフェラーリのミハエル・シューマッハがチェッカーフラッグの直前にスピードを緩め、それまで2位だったルーベンス・バリケロに勝利をプレゼントした。
イタリアGPに続きチームメイトで激しいバトルを繰り広げたウィリアムズ。レース序盤で両マシンが接触、ラルフ・シューマッハはリヤウィングが離脱したため予期せぬピットストップで大幅なタイムロスをしてしまうという痛いミスを犯してしまった。
F1グランプリ第16戦アメリカGP決勝が29日、インディアナポリス・モーターウェイで開催され、フェラーリが今季14勝目を挙げた。
1:バリケロ(フェラーリ)/2:M. シューマッハ(フェラーリ)/3:クルサード(マクラーレン)/4:モントーヤ(ウィリアムズ)/5:トゥルーリ(ルノー)/6:ビルヌーブ(BARホンダ)
過去3度のワールドチャンピオンに輝いたニキ・ラウダが、シューマッハに批判的なコメント。記者会見で「シューマッハのように勝ち続けることができたらどうか?」という問いに答えたもの。「退屈してしまう。勝利しつづけるより、他に新しいことを始める」と。
フレンツェンが復帰戦となるアメリカGPへの意欲を語った。「ジョーダン以来の3度の移籍はどれも急激に決定したものばかりで、今回もその経験が役に立ってくれると思う。ザウバーでも準備体操なしで戦いに臨むようなものだ」
インディアナポリス入りしているF1チームのうち4チーム(フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレン、BAR)が30分のミニゲームによるトーナメント戦を行ない、フェラーリがインディアナポリスでレースに先駆け優勝を飾った。
欧州日産のセールス&マーケティング担当のマリオ・カナベシ常務は、ダカールラリーへのワークス参戦をパリモーターショーの会場で発表した。ドライバーに関しては10月に発表する予定だが、三菱自動車を退社した篠塚健次郎選手が起用されるとの見方が広まっている。
91年以降姿を消していたアメリカGPが、2000年にインディアナポリス・モータースピードウェイで復活。インディ500で使用される有名なオーバルコースと、その内側のインフィールドセクション(ロードコース)が組み合わされている。