ザウバー入りが決定しているフレンツェン。すぐにでもザウバーのテストに参加できるはずだったが思わぬ障害が。それはモノコックの大きさ。チームは急遽サイズ変更の作業に取りかかっているが、実際にテストが行えるのは12月頃になるとのこと。
三菱自動車は4日、WRC「マールボロ三菱ラリーアート」チームに対するマールボロのスポンサー活動が、FIA世界ラリー選手権(WRC)2002年シーズンいっぱいで終了すると発表した。両者がそれぞれの道を歩むべきだと合意したという。
今シーズン限りでトヨタとの契約を終了することが決定し、来季の行方が注目されるアラン・マクニッシュ。イギリスでの報道によると、すでにアウディとベントレーがマクニッシュ獲得に動き出しているという。
9月3日、トヨタはモンツァ合同テストに参加。6日までの4日間、来週のイタリアGPに向けての調整を行う。3日は当初の予定を変更して、テストドライバーのステファン・サラザンとライアン・ブリスコがドライブ。良くないコースコンディションと悪天候のなかサラザンが48ラップ、ブリスコが31ラップをこなした。
ベルギーGPではリタイアに終わったものの、評価が高かったのがマクラーレンのキミ・ライコネン。金曜、土曜と最速をマークし、予選ではただ一人王者ミハエル・シューマッハに対抗できる速さを見せ、自身初となるフロントロウを獲得した。
ベルギーGPでの勝利により、シーズン最多勝記録を10に伸ばしたミハエル・シューマッハ。フェラーリの連続表彰台も50戦連続となり、「ポール&ファステストラップ&優勝」のハットトリック達成もジム・クラークの11回に並んだ。これ以上敗るべき記録は存在しないかのようにも見えるが、実はまだいくつか存在していた。
トヨタ入りか、はたまたCART復帰か……。1997年ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブの来季の行方に関する噂はここ最近衰えを知らない。特に、本人が否定した現在でも後を引いているCART再チャレンジの噂だが、エディ・アーバインによるとそれはまったくの的はずれだと言い切る。
F3時代には優勝経験もあり、好きなサーキットの一つにも上げていたスパ・フランコルシャンだが11位完走、佐藤琢磨にとってF1初のベルギーGPは苦い経験となった。「スパは走っていて楽しいコースなので、いい結果が得られなかったことは残念」と佐藤。
王者ミハエル・シューマッハの完璧な走りで幕を閉じたベルギーGP。シューマッハのスピードを目の当たりにした観客は、すっかりアドレナリンが噴出してしまったようで、スピード違反をするドライバーが続出。ベルギー警察は大忙しとなったようだ。
1日午後1時、CART初開催のデンバーで第14戦の決勝レースがスタートした。ポールポジションからスタートしたB. ジュンケイラ(トヨタ)が後続を引き離し、首位独走、一度も首位の座を譲ることなくポールtoウィンで今季3勝目。