アメリカGPからヨーロッパへ戻り、休む間もなくテストセッションへと突入したパナソニック・トヨタ・レーシング。3日間の予定でスペインのカタロニア・サーキットで実施されるテストの初日はテストドライバーのライアン・ブリスコとステファン・サラザンが参加。
ブリスコは「TF102」で予定されたテストプログラムをトラブルなく消化。一方サラザンは今季マシンに来シーズンのニューエンジン「RVX-03」と真新しい7速ギヤボックスを搭載した「TF102B」をテスト。58ラップで旧マシンを1秒以上上回るタイムを出した。
サラザンは、今日の成果についてとてもハッピーに感じている、と語っている。「今日の目標はTF102Bでより多くのマイレージを積むことと、様々な空力パッケージをトライすること。トラブルなくプログラムを終了することができたし、マシンのフィーリングもかなりいい。3日間テストの絶好の幕開けとなった。明日もこの調子で作業を続けたい」