BARホンダはF1ドライバーの佐藤琢磨選手と3年間の契約内容に合意したことを明らかにした。来期はリザーブ・ドライバーで、契約2年目以降にレギュラードライバーとしてBARホンダに乗ることが決定した。04−05年のレギュラーはオプション。
川崎重工は2003年ロードレース世界選手権「MotoGP」クラスの参戦体制を発表した。カワサキファクトリーチームは2選手体制で参戦する。カワサキのGP参戦は20年ぶり。これにより国内の4社が出揃うことになる。
02年シーズン開幕前にF1正式引退を発表した元ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンがラリーに挑戦することが明らかになった。ハッキネンは03年1月24日−25日、ヨーロピアン・ラリー・チャンピオンシップの初戦として開催される北極圏ラリーに三菱『ランサー・エボリューションVII WRC2』で参戦する。
ミナルディが2003シーズンのドライバーとしてジャスティン・ウィルソンを獲得したことを発表した。ウィルソンはイギリス・ノーサンプトン出身の24歳。
17日、ツインリンクもてぎにおいて、2003年以降のフォーミュラ・ニッポン(Fニッポン)用の新型車両ローラ「B351」の走行テストが行なわれた。02年シーズンまで全車両のシャシーを供給していたレイナードが倒産、03年シーズンは代わってローラ製シャシーを使うことになった。
中国に初めてF1マシンが上陸した。14日、北京のゴールデン・サーキットで開催されるイベント「サンダー・イン・チャイナ」のプロモーションのためミナルディの2シーター2台がデモ走行を行った。
トヨタが13日、2002年に予定されているテスト日程を全て終了した。フランス、ポール・リカールで行われていたテストにはオリビエ・パニスが「TF102B」、クリスチアーノ・ダマッタが「TF102」に乗り、ウェット・コンディションの中、順調にテスト内容をこなした。
スペインのへレス・サーキットでテストを実施していたBARホンダが今年の最終テストを無事終了。最終日(15日)にはドイツF3で活躍する松浦考亮が参加。初めてF1テストを味わった。「初めてドライブするF1マシンの感触は驚異的」と松浦。
ベルギーでたばこ会社の広告や協賛を禁じる法律が来年8月から施行されることになり、2003年からベルギーでのF1GP(グランプリ)が開催されないことが決定となった。
毎年シーズン終了後に開催されている「F1アワード」の詳細が明らかになった。来年1月11日バーミンガムで開催され、F1関係者らの投票によって「ベストドライバー」「ベストニューカマー」「ベストカー」「ベストサーキット」などが決定される。