シーズンオフの初テストをスタートさせたトヨタ・チーム。バルセロナ・テスト2日目の初日に引き続きオリビエ・パニスとクリスチアーノ・ダマッタが作業に当たった。
来シーズンの「RVX03」エンジンと7速ギヤを搭載した「TF102B」に乗ったパニスは、終了間際にギヤボックスのマイナートラブルに見舞われたものの、37ラップしてベストタイム1分18秒751をマークするなど、成果に満足な様子。
「今日も引き続きチームとマシンをよく知ることに努めたよ。マシンのバランスもだいぶよくなったし、ラップタイムもかなり上がった。ニューエンジンとギヤボックスの信頼性が高いね。セッション終了間際にギヤボックスにトラブルが発生したけど、全体としてはいい一日だったし、正しい方向に進んでいるね」とパニス。
一方、予定されたラップ数をこなすことができなかった昨日に比べ、今日は73ラップを走り込んだダマッタは「今日は全てが昨日よりかなりよかったよ。大きなトラブルもなく73ラップも走ることができたからね。午前中には少しディープに走りすぎてスピンしたけど、深刻なものではなかった。マシンのフィーリングも全体的によくなってきてるし、今のところは出来るだけたくさん走ることが目標だね」と感想を語った。バルセロナテストは明日が最終日となる。