ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリダカ)は16日、第14レグのダハラ−ルクソール間702km(うちSS=競技区間274km)を行い、総合で三菱がトップ5を独占している。首位はステファン・ペテランセル、2位増岡浩のパジェロエボリューション・コンビ。最終ゴールは19日の予定。トップ5の三菱軍団がスローダウンしたため、SSのトップタイムはリュック・アルファン(BMW)が取った。「パリダカは経験が大切だ。その次にはクルマとサービスだ」とアルファンは言う。アルファンは6日にサスペンションを折って6日の完走車中最下位118位にまで落ちたが、勝負を投げずに総合10位まで上ってきた。いっぽうパリで入院していた篠塚建次郎(日産)は16日午後退院、同じパリ市内の自宅に戻った。怪我は右顔面の切り傷と頬骨の軽い陥没骨折、左手親指骨折(全治6週間)、右足甲の骨折(3本、全治4週間)。目そのものには問題なく、またリビア、チュニジアで心配された血圧の上下動も安定したため退院した。篠塚は「いろいろ報道されているようだが、大きな怪我というところが順当。右目は頬が腫れているのでつぶされる形だ。視力も検査したが見えるということははっきりしている。念のため22日に再検査する。足や手が治るのは時間の問題で、ほかに特に悪いところはない」とコメント。■16日、第14レグ終了時総合成績マルセイユから7116km走破シャルムエルシェイクまであと1460km1:S. ペテランセル/三菱パジェロエボリューション(2) 39時間03分57秒2:増岡浩/三菱パジェロエボリューション(2) 27分13秒3:J-P. フォントネ/三菱パジェロ(2) 2時間25分28秒24:浅賀敏則/トヨタ・ランドクルーザー(1) 16時間41分06秒47:尾上茂/スズキ・エスクード(2) 31時間31分03秒1位のタイムは第2レグSS2からのSS合計所要時間とペナルティの合計、2位以下のタイムはトップとの差、(1)=プロダクション部門、(2)スーパープロダクション部門
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