モナコGPでファン・モントーヤに1歩及ばず、2位に終わったキミ・ライコネン。マクラーレンのロン・デニス代表は、B・A・R・ホンダのジャック・ビルヌーブがライコネンをブロックしたため、勝利に手が届かなかったとおかんむりの様子。
3連勝で迎えたモナコでまさかの5番スタート。レースで挽回するも3位が精一杯だったミハエル・シューマッハ。レース後敗因についてコメントし、タイヤ・パフォーマンスの差が大きかったと語った。
モナコGPで20年ぶりという勝利を挙げたウィリアムズ・チーム。これまでツキに見放されれ続けたモナコで、厳しい展開を強いられた今シーズンにおける初勝利を勝ち取ったことで、チーム首脳陣はフアン・モントーヤのパフォーマンスを高く評価している。
デビューシーズンだった2001年の9月以来という、待望の2勝目をモナコでマークしたウィリアムズのファン・モントーヤ。皇帝ミハエル・シューマッハの後釜として、2004シーズン終了後のフェラーリ入りに向けて、両者が話し合いに入ったとイタリアのスポーツ紙が報道したのを受けて、モントーヤが「マジで何にもないんだ!」と、コメントした。
1:J. P. モントーヤ(ウィリアムズ/2:K. ライコネン(マクラーレン)/3:M. シューマッハ(フェラーリ)/4:R. シューマッハ(ウィリアムズ)/5:F. アロンソ(ルノー)/6:J. トゥルーリ(ルノー)/7:D. クルサード(マクラーレン)/8:R. バリケロ(フェラーリ)
5月29日、F1第7戦モナコGPの予選1日目がモンテカルロ市街地特設コースで行なわれた。トヨタチームの結果は、オリビエ・パニスが18番手の1分19秒903、クリスチアーノ・ダマッタは19番手の1分20秒374と振るわなかった。予選1日目のトップタイムはフェラーリのM・シューマッハで、1分16秒305をマークしている。
5月29日、F1第7戦モナコGPの予選第1日目、B.A.Rホンダのジェイソン・バトンが3番手のタイムをマーク。前線に続く好調ぶりをアピールした。ジャック・ビルヌーブは路面コンディションが悪く、12番手に留まった。
モナコ公国の市街地で行われる、シーズン中最も華やかなサーキット。オーバーテイクがほぼ不可能に近いことから、予選順位が大きくモノを言うが、今年は予選後の再給油が禁じられているため、各チームがどのような作戦を取ってくるのか、注目される。
米国で、25日開催されたインディアナポリス500マイルレース、通称インディ500で、日本人として最高位となる5位となった高木虎之助選手(Gフォース・トヨタ)が、ルーキー・オブ・ザ・イヤーとして新人賞に選ばれた。
前戦オーストリアで自己最高タイとなる4位フィニッシュを果たし、波に乗るB・A・Rホンダのジェンソン・バトン。次なる目標である表彰台を「そう遠くないだろう」と、ぜひモナコで決めたいと意気込んでいる。