アウディ ジャパンは19日、ユーザー参加型イベント「アウディ・ピレリ・サーキットチャレンジ」に、ピレリとともに協賛する、と発表した。
開幕戦の予選で力強いパフォーマンスを見せながら、決勝ではピットレーンのラインカットによるドライブスルーペナルティを受け、最終的には燃料圧のトラブルにより32ラップでリタイヤに終わったトヨタのオリビエ・パニス。度重なる不運にも関わらず、パニスはマシンのスピードに非常に感銘を受け、セパンに自信を持っていると語る。
開幕戦で4位完走と53戦ぶりに表彰台を逃すという残念な結果に終わったディフェンディング・チャンピオンのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)。次のレースまでの短いオフを妻コリーナや親しい友人たちと、太陽と海に囲まれた場所でリラックスして過ごしたという彼は、精神的にも肉体的にもバッチリ充電できたようだ。
過去4度開催されているマレーシアGP。3強ではマクラーレンがまだマレーシアGPでは勝利を上げていない。しかしロン・デニス代表はマレーシアでの初勝利に自信を深めている。「誰も未来のことはわからない。いろんな事が起こりうる」
第2戦マレーシア、第3戦ブラジルへの準備としてスペイン、へレスでテストを実施していたパナソニック・トヨタ・レーシングが4日間の全日程を終了した。クリスチアーノ・ダマッタ、オリビエ・パニスが交代でテストに当たった。雨が降る可能性が高いサーキットに配慮して最終日には人工的にウェット状態を作り出してテストを実施。貴重なデータを収集した。
開幕戦で10位完走と期待通りの結果には届かなかったB・A・Rホンダのジェンソン・バトン。しかしデイビッド・リチャーズ代表は彼のパフォーマンスに心から満足しているという。
フェラーリがミハエル・シューマッハに対し年棒38億円で契約延長をオファーしたとの報道があった。年間16戦として1戦あたりのギャラは2億3700万円だ。先日のオーストラリアでシューマッハのタイム(4位)は1時間34分51秒606なので、毎秒4万1600円のサラリーとなる。
開幕戦でダークホースながら勝利を手にしたマクラーレンのデイビッド・クルサード。2位に入ったフアン・モントーヤが、「彼はラッキーだったため」とコメントするなど、彼の実力には批判的な意見も多い中、1996年ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルはチャンピオンの可能性があると太鼓判を押す。
未来のチャンピオン候補と見られていたジャンカルロ・フィジケラ(ジョーダン)も今年30歳。速さには定評がありながら、未だに勝利に恵まれず、チャンピオンシップ争いにも参加できないフィジケラは、2003年以降の浮上を狙いマネージャーの交代を決断した。