未来のチャンピオン候補と見られていたジャンカルロ・フィジケラ(ジョーダン)も今年30歳。速さには定評がありながら、未だに勝利に恵まれず、チャンピオンシップ争いにも参加できないフィジケラは、2003年以降の浮上を狙いマネージャーの交代を決断した。
現マネージャーを務めるジャンパオロ・マテウッチに代えて、彼の手助けとなるのはエディ・アーバインのマネージャーだったエンリコ・ザナリーニ。フィジケラは「現状をあまりハッピーだとは思えなかったからね。マネージャーを交代することにしたんだ。エンリコは僕のイメージを現実化できるノウハウを持っている。僕のキャリアは後戻りしているわけではないが、現在少々停滞気味だ。僕の評判にもよくないからね」と語る。
「今年も厳しいシーズンになるだろうから、僕の目はすでに未来を向いている。僕の目標はトップ3入りを果たすこと。実際はほとんどのドライバーが2004年までの契約だ。例外はマクラーレンのデイビッド・クルサード。でもF1では何事も起こりうるからね」
「フェラーリにとっても今がイタリア人ドライバーを獲得するいい絶好の時期だと思う。最高のマシンを作り上げ、すでにミハエル・シューマッハと共に3タイトルを獲得している。ティフォシがこれ以上望むのはただ一つ。イタリア人ドライバーがイタリアのクルマで勝つことさ!」と、フェラーリ入りの夢を語った。
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