国際宅配便会社のDHLジャパンがB・A・Rホンダのサードドライバーを務める佐藤琢磨の個人スポンサーを務めることが発表された。同社のモットーである「スピード」「精密さ」「情熱とリーダーシップ」「チームワーク」に共通するものを持っているということで、今回佐藤琢磨が起用された。
FIAのブラジルGP再検討の結果、念願の初優勝を手にしたジョーダンのジャンカルロ・フィジケラだが、次戦サンマリノGPで表彰台頂上を経験することが決まった。サンマリノはフィジケラにとっても母国グランプリとなるため、フォードでは独自に表彰台をつくり、地元ファンの前でフィジケラを表彰台の頂点に乗せるセレモニーを企画している。
今週末開催のF1サンマリノGPから投入されると見られていたフェラーリのニューマシン「F2003-GA」。しかし3戦終了して未だ勝ちなしと予想外の苦戦を強いられているため、フェラーリではニューマシン採用の時期を5月4日のスペインGPまで延期することを決定した。
13日ゴールしたWRCニュージーランドラリーは、プジョー『206』のマーカス・グロンホルムと、リチャード・バーンズが1-2フィニッシュ。3位はスバル『インプレッサ』のペーター・ソルベルグ。WRC通算50戦目のソルベルグは、今季初の表彰台。
IRL=インディ・レーシング・リーグ、インディカーシリーズ第3戦「インディ・ジャパン300」は13日、栃木県ツインリンクもてぎで決勝レースが行われた。1.5マイル、約2.4kmのオーバルを200周して優勝したのはチーム・ケリーのスコット・シャープ(トヨタ)。
5月31日−6月1日に、決勝レースが行われる「ニュルブルクリンク24時間レース」(ドイツ)に、オーツタイヤのファルケン・モータースポーツが日産『スカイラインGT-R』(R34)で参戦する。NISMO=ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルがエンジンの技術支援をする。
11日、FIAはブラジルGP(6日決勝)のリザルトを再検討、赤旗中止時点でジョーダンのフィジケラが56周目に入っていたことを認め、54周終了時点での順位を最終結果とした。これで暫定2位のフィジケラが優勝(初優勝)、暫定1位のライコネン(マクラーレン)が2位、3位のアロンソ(ルノー)は変わらず。
暫定ながら開幕から3連勝とチャンピオンシップでも優位に立っているマクラーレン。予想外の苦戦を強いられているフェラーリが次のサンマリノから新車を投入する予定であるのに対し、マクラーレンはまだまだ延期する可能性が高くなっている。
開幕からまだ3戦しか終了していないが、すでに2004年に向けて動き出している各チーム。その中で低迷の続くジャガー・レーシングは来季向けに、オールニューマシンのデザイン、製造をいっさい行わないことを明らかにした。
ブラジルGPでのリザルトが見直しされることを受けて、ジャガーではマーク・ウェーバーが獲得した今シーズンの初ポイントを失う可能性が濃厚となった。最終ラップでクラッシュしながらも2ポイントを獲得したウェーバーは「残念ではあるけど、これが世界の終わりじゃないから」と、心境を語った。