ドイツGPでアクシデントを起こした張本人として、レース後スチュワードから次戦10グリッド降格ペナルティを科されたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。チャンピオンウィリアムズ側はFIAに処分不服を訴え、FIAは罰金5万ドルのみを科すことを決定した。
1964年ドイツGP --- ホンダF1の1号車 「RA271」は、1964年7月にヨーロッパに向けて送り出された。そして到着してからほとんど実走テストもせずに、8月上旬のドイツGPにデビューする。
8月24日の第13戦ハンガリーGPでホンダは、250戦目のGP参戦を記録する。これまでホンダ以上の参戦記録を持つメーカーチームは、フォード、フェラーリ、ルノーの3社しかない。ホンダが初めてF1の歴史に名を記したのは1964年夏。
宿泊予約サイト「旅の窓口」とフォーミュラ・ニッポンのジョイント企画として、サーキット来場者の宿泊予約に便利な、「フォーミュラ・ニッポン旅の窓口」を開設する。開設期間は8月20日(水)〜11月2日(日)を予定。
18日、555スバル・ワールドラリーチームのトミ・マキネンが2003年限りでの引退を発表した。39歳のフィンランド人、マキネンは11月7−9日に行われるシーズン最終戦のグレートブリテンラリーでキャリアの幕を引く。
10月24日に開幕する第37回東京モーターショーに、今年9月に初開催される「全日本学生フォーミュラ大会」で優秀な成績を収めた3台が出品されることになった。車両展示のほか、第1回大会の模様を収録したビデオなども会場内で放映される。
F1サーカスも夏休みで、GP開催間隔があいているが、業界動向がすべて止まってしまったわけではない。冷夏の日本、熱波のヨーロッパ、世界でおこったF1関連ニュースを総括する。
ドイツGPの勝利でトップを走る王者ミハエル・シューマッハに6ポイント差まで迫ったウィリアムズのフアン・モントーヤ。チームメイトのラルフ・シューマッハはホッケンハイムでリタイア、しかもハンガリーGP予選で10グリッド降格のペナルティを受けるなど、チャンピオン争いからは一歩後退。ラルフがモントーヤのサポートに回される可能性もある。
まさに10年に一度のプレミアムシーズン到来……いや、F1に限っては20年ぶりといってもいい大接戦となっている。2003年シーズンのチャンピオン争いはミハエル・シューマッハ、フアン・モントーヤ、キミ・ライコネン、ラルフ・シューマッハ、ルーベンス・バリケロにほぼ絞られた。残るグランプリのテンションは極度に張りつめたまま、最終戦日本GPへと突入する。
タバコ広告禁止の法制化により、2004年からカナダGPもカレンダーから姿を消す可能性が高くなった。1997年に発表されたタバコ広告の禁止。F1グランプリに限って7年間の執行猶予が付くはずだったが、先ごろ厳正化のため10月1日からの導入に前倒しされていた。