一発勝負の予選、予選後の給油&セッティング禁止、タイヤチョイス制限などのルール改正が行われた2003年F1シーズン。天候不順や各チームのレベルアップで、昨シーズンと比べれば波乱の開幕。しかし第4戦サンマリのGPでは02年選手権保持者シューマッハが危なげなく、勝利した。これからどうなる……?
元ワールドチャンピオンで現在は英ジャージー諸島のチャンネル島で隠遁生活を送っているナイジェル・マンセルが自宅への侵入者と格闘し、軽い怪我を負うという事件が発生した。10代から20代の若者計8人がマンセルの自宅敷地内に不法侵入。このうち5名が逮捕され、警察が逃げた3人の行方を追っている。
今シーズンまだポイントが獲得できていないジャガー。2年目のマーク・ウェーバーとルーキーのアントニオ・ピッツォニアというフレッシュなコンビで臨んだ今年もまだ思うような成績は収められていない。特にピッツォニアはこれまで特に印象に残る場面がほとんどないため、このままではシートから外される可能性が高くなっている。
ヤマハ発動機は、4サイクル250ccエンジン搭載したヤマハレーシングカートのウィンフォース『M250WR-F』を25日から発売する。4サイクルミッションカートは世界でも初めて。年間100台の販売を目指す。
トヨタがムジェッロでテストを実施している間、少し離れたバイラーノ・サーキットではスイス出身の19歳の新テストドライバー、ニール・ジャニがF1マシンの初感触を味わった。
イタリア、ムジェッロで4日間テストをスタートさせたパナソニック・トヨタ・レーシング。初日となった火曜日にはオリビエ・パニスとテストドライバーのリカルド・ゾンタが参加し、スペインGPへの準備を行った。
まだ今シーズン、ノーポイントのレースが続いているパナソニック・トヨタ・レーシング。しかしサンマリノGPでは今年初めてのダブル完走を果たし、クリスチアーノ・ダマッタが12位、オリビエ・パニスがポイントまであと一歩の9位と、確実に前進しているようだ。
現在マクラーレンだけにエンジン供給しているメルセデスが来年から他チームへの供給を視野に準備を進めていることが明らかになった。これまでは複数のエンジンを供給することに否定的な立場をとり、マクラーレン1チームだけに全エネルギーを注いできたメルセデスだが、法外な開発コストを効率よく減らすためにも、複数のエンジン供給を選択したようだ。
フェラーリ、ウィリアムズがサンマリノGPで3ストップ作戦を取ったのに対し、2ストップ作戦を採用したマクラーレン。これ功を奏し、予選での不振をカバーしてキミ・ライコネンが2位に入り、チャンピオンシップでも依然首位を走り続けている。この結果を受け、次戦スペインからにも投入されると見られていたニューマシン「MP4-18」のデビューが早くても6月のカナダGPからになる模様。
ジェンソン・バトンが8位に入賞し、これで3戦連続でポイントを獲得したB・A・Rホンダ。しかしジャック・ビルヌーブはリタイア、バトンももっと上が狙えただけに、納得のいかないレースとなったよう。