ヤマハ発動機は、4サイクル250ccエンジン搭載したヤマハレーシングカートのウィンフォース『M250WR-F』を25日から発売する。4サイクルミッションカートは世界でも初めて。年間100台の販売を目指す。
新型車に搭載したエンジンは、国内外モトクロスレースで数々のタイトルを獲得している水冷DOHC5バルブエンジンを搭載したモトクロスマシン『YZ250F』のエンジンをベースに、5速トランスミッションを組み合わせ、始動の容易なセルを装備するなど、カート用に改良した。
シャシーはミッションカートのM125YZなどのクロームモリブデン鋼管材質タイプのWF-IIのシャシーを採用、従来モデルの特徴をそのままにフロント廻りの操縦安定性の向上、コーナリング時のステアリングレスポンスを進化させた。
価格は84万8000円(組立手数料は別)。