開幕戦でダークホースながら勝利を手にしたマクラーレンのデイビッド・クルサード。2位に入ったフアン・モントーヤが、「彼はラッキーだったため」とコメントするなど、彼の実力には批判的な意見も多い中、1996年ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルはチャンピオンの可能性があると太鼓判を押す。
「彼は今年ワールドチャンピオンになれる可能性がある。予選が11位だろうと、早々とピットインして最後尾に着こうと、勝利を手にしてしまえば、彼こそがたった1人の勝者なんだよ」
「今年はエキサイティングなシーズンになりそうだ。クルサードも今ではかなり大人になったね。彼は昨年、若かったころよりも信頼できることを証明した。それにマクラーレンは見かけよりもかなりコンペティティブなようだ。現在のところ、フェラーリはそれほど飛び抜けてはいないようだしね」と、ヒルは語っている。
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