ヨーロッパGPで見事な優勝を飾ったウィリアムズのラルフ・シューマッハが6月30日に28回目の誕生日を迎えた。日曜日にバーニー・エクレストン専属コックのモーターホームで誕生パーティーが開かれ、家族や友人たちが集い、夜遅くまで勝利と誕生日を祝った。
フェラーリのテクニカル・ディレクター、ロス・ブラウンがフアン・モントーヤのオーバーテイクを非難したのに対し、フランク・ウィリアムズ代表が反論した。「フアン・パブロのオーバーテイクは、全てのレースで見られるべき素晴らしいモノだった」
ニュルブルクリンクの43周目にモントーヤがM. シューマッハをパスしようとして接触。シューマッハはグラベルに向かってスピンし、マーシャルの助けによりレースに復帰することができた。表彰台を逃すという痛いアクシデントにもかかわらず、「全くのレーシングアクシデント」と、本人はいたって冷静に受け止めている。
ヨーロッパGP開催中にトヨタのオベ・アンダーソン代表が95%同じドライバーで来季も挑むことを明らかにした。オリビエ・パニス、クリスチアーノ・ダマッタともに2004年までの契約を持っており、アンダーソンはこの契約に不具合は全くないと発言し、現体制を維持していく意向を語った。
6月29日、後半戦の初戦となったニュルブルクリンクでのヨーロッパGP決勝は、2009年までのパートナーシップ延長を発表したばかりのBMWパワーのウィリアムズが1-2フィニッシュを決めた。
1:R. シューマッハ(ウィリアムズ)/2:モントーヤ(ウィリアムズ)/3:バリケロ(フェラーリ)/4:アロンソ(ルノー)/5:M. シューマッハ(フェラーリ)/6:ウェバー(ジャガー)/7:バトン(B・A・Rホンダ)/8:ハイドフェルド(ザウバー)
VW正規ディーラーDUO(デュゥオ)は「ルポGTIカップ」に参加する入門ドライバーに向けた実践的なインストラクション『チームデュゥオ・レーシング・インストラクション』を開催している。
Spirits of the Rally事務局では7月27日(日)、古き横浜港の面影を演出する赤レンガ倉庫イベント広場で、ラリーファン必見の『SPIRITS OF THE RALLY 2003 in Summer』を開催する。
あのシューマッハ兄弟を生んだ町、ケルペンから最も近いグランプリ開催地であるニュルブルクリンクには毎年多くのシューマッハ・ファンが訪れる。今年はトラックが560m延長され、やっとオーバーテイクポイントが誕生したが、全体的には抜きどころが少なく、予選グリッドの重要度は高い。
タバコ広告の禁止をめぐって10年以上EUと協議を行ってきたFIAは、F1での禁止を2006年のシーズン終了後となる10月1日から導入するとの提案を行った。EUは2005年終了時からの導入を求めていたが、多くのチームが2006年までの契約を持っていることから、FIAでは延期を検討している模様。