今週末に開催の迫るF1イギリスGP。B・A・Rホンダのジェンソン・バトンにとっては母国グランプリとなるだけに、通常以上の気合いが入っている模様。シルバーストーンのグランドスタンドを埋め尽くすユニオン・ジャックが振られている情景は「鳥肌モノ」だと語る。
FIA会長のマックス・モズレー氏が2004年から予選が日曜日に実施される可能性を認めた。これはF1界のドンであるバーニー・エクレストンの提案についてコメントしたもの。「土曜には空タンクでの予選を行い、日曜日の出走順を決めるんだ」
「もう終わりだと思ったよ」。1999年、シルバーストーンで両足骨折という重傷を負ったミハエル・シューマッハ。ブレーキにトラブルが発生し、250km/hでクラッシュした時の恐怖について、初めて公に語った。
11−13日、モータリゼーションとモータースポーツの足跡を現代へ蘇えらせる「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」。その10周年大会が、イギリス・ロンドン南方110kmに位置するグッドウッド・チチェスターで開催された。
メルボルンからモントリオールまでのレースで最も印象的だったドライバーに、ルノーのフェルナンド・アロンソが選出された。イギリスのF1雑誌『F1 Racing』が行った企画で、20人の専門家から投票してもらったもの。
現在2連勝中と波に乗っているウィリアムズのラルフ・シューマッハがドイツ誌のインタビューに答え、兄ミハエルと比較されつづけることに「困惑している。なぜミハエルとの比較がずっと続けられるのか僕には理解不能だよ」と語った。
フランスGP終了後、9チームがバルセロナに集結してテストを実施。そこでもウィリアムズの勢いは衰えず、9日はフェラーリ、マクラーレンを抑えてウィリアムズ勢がトップを独占した。トップタイムを記録したのは今一番波に乗っているラルフ・シューマッハ。
ザウバーのハインツハラルド・フレンツェンの妹が警察のお世話になっていたことが明らかになった。14歳のニコール・ナディーン・フレンツェンは両親が兄を応援するためフランスGPに出かけている間に、母のクルマを無断で拝借。11歳の妹と、12歳の友達を同乗させて一般道をドライブしていたところを発見された。
元F1ドライバーで現在はコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルが現在2連勝中のラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)にタイトルの可能性が充分あると太鼓判を押した。「ラルフはチャンピオンシップを獲得できると思うよ。なぜなら彼のチームメイトが彼と兄の間に入ることができるからだ」
バルセロナでテストを行うマクラーレンの「MP4-18」。次戦のイギリスGPに出走するかどうか、水曜日にも判断が下されることになっているが、もしテストで合格と判断されなければ、同マシンの活躍時期はかなり短いものになりそうだ。