モナコGP土曜午前のプラクティス中に時速約300km/hという高速からクラッシュし、レースを欠場したB・A・R・ホンダのジェンソン・バトン。F1のキャリアにおいて初めてと言っていい大クラッシュを経験したチームメイトに、ジャック・ビルヌーブが励ましの言葉を贈った。「最初の大クラッシュで無事なら、その後のキャリアは大丈夫ってこと」。
「もし原因がドライバーによるミスなら、すぐに復帰してマシンを信頼することができる。そしてミスの原因が分かっているなら、乗り越えることは簡単さ。ただし原因が分からないなら、自問自答する必要がある」
「これまでのクラッシュと比べても、インパクトの瞬間はそれほど速くはなかったように見えた。でも小さなものでも被害が大きいこともあるから、見た目だけでは判断できないけどね」
今週モンツァで実施されるテストに参加する予定だったバトンだが、大事をとって休養することになった。