今シーズン、不調に苦しむドライバーの一人であるB・A・R・ホンダのジャック・ビルヌーブ。日曜日に行われたモナコGPでも残り14周というところで、エンジントラブルによりリタイアに終わったことを受けて、ホンダでは今週トラブルの原因を本格的に調査することを決めた。
HRD(ホンダ・レーシング・ディベロップメント)の中本修平氏は、「非常にタフな週末となったが、少なくとも予選とレース前の準備段階ではコンペティティブさを発揮することができたと思う。いいレースをしていただけに、フィニッシュ出来なかったジャックは気の毒だった」と語る。
「何が原因でエンジンがストップしたのか、現時点では不明だが、今週いっぱいで全ての可能性を調査する予定。しかし過ぎたことは忘れて、両ドライバーが揃うカナダに目を向けていきたい」とコメントした。