モナコGPで20年ぶりという勝利を挙げたウィリアムズ・チーム。これまでツキに見放されれ続けたモナコで、厳しい展開を強いられた今シーズンにおける初勝利を勝ち取ったことで、チーム首脳陣はフアン・モントーヤのパフォーマンスを高く評価している。
「この勝利は非常に貴重なものだ。レースがとても長く感じられた。とてもエキサイティングなレースで、ミスも犯すことがなかった。それでも厳しいバトルがずっと続いていたから、まったくリラックスできなかったよ」とテクニカル・ディレクターのパトリック・ヘッド。
「フアン・パブロは素晴らしい仕事をしてくれた。最後の数ラップはナーバスになったけど、決してネガティブにはならなかったよ」
またフランク・ウィリアムズ代表は、「これがチャンピオンシップやチームにどのような影響を及ぼすかについて言及するのはまだ早いが、待ちに待った勝利だった」と語る。
「フアン・パブロは素晴らしかった。わずかなミスも犯さなかった。あれだけ大きなプレッシャーを受けながら、コントロールを失うことがなかった。ファン・パブロに対しては露ほどの疑いも抱いてないよ。彼は速くて強い。なにより今シーズン大きく成長した」とモントーヤを絶賛。
この会心の勝利でウィリアムズはチャンピオンシップでルノーを抜き3位に浮上した。