フィアットの一部門であるランチアは、同じくフィアットの一部門であるアルファロメオの向かいのブース。メインの展示はニューモデルの『テシス』で、派手なショーカーはないが、このブースは完全にオトナのムード。
『MAX』のデザイン開発を監督した第1デザイン室の上山喜代治(うえやま・きよはる)室長は、「ステーションワゴンぽい、トールボーイではなく長手方向にスペースを拡大した軽自動車をデザインしました」とMAXのコンセプトを説明する。
ダイハツ工業は新型軽乗用車『MAX』(マックス)を本日発表、11月1日から発売する。開発を指揮した越田幸男(こしだ・ゆきお)チーフエンジニアは「新たな軽スペースの価値を提案する」という。
フォードが買収したいちばん新しいブランドは、森の中を思わせるようなブースを構えた。場所はもちろん、フォードPAG(プレミアム・オートモーティブ・グループ)陣が並ぶホール3。スタッフのユニフォームは探検隊ふう。
MGローバーは、基幹セダンであるローバー『75』とともにFRスポーツカーのショーモデルを積極的にアピールしていた。ローバー75をベースにFRプラットフォームを用意する計画が進んでいるようだが、BMWから追い払われた英国メーカーの意地を、ぜひとも見たい。「数だけが商売ではない」ことを証明してほしいものだ。
日産のV8エンジンを搭載したショーモデル『タリスマン』はもちろん人気だったが、『ベルサティス』、『ラグナ』といった市販のニューモデルも、本気で「クルマ選び」をする人たちには好評だった。前回とはちがって、ブースのカラーコーディネートは白と銀。