大ヒットモデルとなったベーシックカー『フィット』で車内レイアウトのノウハウをたっぷりと蓄積したホンダ。そのノウハウは新型『ライフ』にもいかんなく活用されている。
リアシートは5:5の分割可倒式で、シートバックを倒すとフィットと同様、座面が下がってフラットなラゲッジスペースが出現する。助手席と後席の片側を倒して前後タンデムに2名乗車すれば、室内に2メートルを超える長尺物を積載可能。フロントシートのヘッドレストを外して倒せば、室内はセミフラットになる。ちょっとした仮眠程度なら問題ないだろう。
「Fタイプ」は助手席の座面を跳ね上げることができ、サイドウォークスルー、さらに前方にスライドさせることで、前後ウォークスルーも可能となっている。もちろん広い床面積を利用して、スライドさせた後に貨物を積載するのも自在だ。