今回のマイナーチェンジではフロント、リヤなど外観の一部に新デザインを採用した。またインストゥルメントパネルを、カーナビ画面を中心とした左右対称の形状とするなどインテリアも一新した。そして両側のスライドドアにはリモコンで操作するオートスライド機構を採用した。
三菱自動車は10月上旬にダイムラー・クライスラーとの共同開発による『Zカー』を発売する。Zカーは2ボックス5ドアHBのショートワゴン。先に開催した第35回東京モーターショーに『CZ2』(シーゼットツー)のコード名で参考出品したプロトタイプの量産バージョンだ。
『コロナ』と『カリーナ』はもともと兄弟車だったものの、カリーナは「足のいいヤツ」として差別化されてきた。『アリオン』はいちおうカリーナ後継車だが、エンジニアリング的にはコロナ後継の『プレミオ』と双子車になってしまった。
いちおう『コロナ』の後継車である『プレミオ』。その車名は先代、つまり最後のコロナのサブネームとして登場、今回、正式な車名となった。伝統のコロナの車名が消えた。「クルマとして全部変わったから名前も変えました」と堀重之チーフエンジニア。
マツダは2001年にニューモデルの発売がゼロだったことから国内販売で苦戦を強いられたが、02年は新型ミディアムカーの『アテンザ』の発売と主力モデル『デミオ』のフルモデルチェンジを予定しているため強力な拡販攻勢をかけるのは必至だ。
開発責任者である第2開発センター製品企画担当の堀重之主査は、『プレミオ/アリオン』の開発キーワードを「上質」と「高機能」とした。
トヨタ自動車は新型ミディアムセダンの『プレミオ』、『アリオン』を本日発表、発売した。プレミオはトヨペット店あつかい、アリオンはトヨタ店あつかいの双子車。またプレミオは『コロナプレミオ』の、アリオンは『カリーナ』それぞれ後継にあたるが、車名が変わったようにその外観、内容とも一新されている。
いすゞ自動車は21日、ワンボックス車『コモ』に10人乗りワゴンを設定し発売した。またバンの一部に排ガスを大幅低減したタイプを追加設定した。
『モビリオ』のスタイリング上の特徴である、大きなサイドウインドウは、フロントドアとリアのスライドドアとで下端の高さが異なっている。これは前席と後席(2列目)で、それぞれ機能が異なっていることに由来する。
フロントスクリーンの黒い縁取りプリントは、通常だと四隅に大きいRがついている。しかし『モビリオ』では角といっていいほどの、かなり小さなRになっている。これは運転が苦手な女性でも車両感覚をつかみやすくするための工夫だそうだ。