2002年1月4日から開かれるロサンゼルス・オートショーに出展される、各メーカーの自動車ラインアップが出始めたので、とりあえずの一覧をリストする。
ホンダは『パイロット』の生産に合わせ、「都会のアドベンチャー」をコンセプトとしたクルマをアキュラブランドから発表する。コンセプトカー『RD-X』は、スポーツクーペのストリート・パフォーマンスと次世代SUVのタフさを兼ね備えたクルマ。
ホンダがデトロイトで発表する新しいSUV『パイロット』(既報)に注目が集まっている。SUVのスタイルを持つミニバン機能の車で、どちらの性質も兼ね備えたマイティーカー、という前評判だ。
デトロイト・オートショーとそれに先立つロサンゼルス・オートショーでは、25台以上のコンセプトや新型モデルが発表される見込みだが、各自動車メーカーによる来年のトレンドのようなものが見えて来た。
ファンの間では待ち望まれていたハマー『H2』なのだが、GM(ハマーはGMのブランドである)が7月の発売を発表すると同時に批判も吹き出している。その先鋒が、「テロリズムとの戦いの最中にこのような戦場をイメージさせるクルマを発表するとは」というグリーン団体によるもの。
来年行われるイギリス国際モーターショーに関して、BMWが不参加を発表したのに続き、参加を取りやめるメーカーが後を絶たないという。
小糸製作所は、前照灯用高効率バルブ『ホワイトビーム』の新バリエーションとして、『ハイパワーハロゲン・ホワイトビーム・ロングラスティング』を発売した。従来品と比べて寿命は約2倍。高色温度の白色光を照射することにより白さと明るさ感も向上した。
ホンダが北米を中心に展開するアキュラは、2002年1月のデトロイト・オートショーで『RD-X』コンセプトを展示する。スポーツクーペとSUV、それぞれの走行性能をもち、都会でのアクティブなライフスタイルに対応するモデル。
ホンダは2002年1月のデトロイト・オートショーに8人乗りSUV、『パイロット』を出展する。量産直前のプロトタイプで、同年夏にアメリカで発売される予定。エンジンはV6、四輪駆動で、クラストップの客室・荷室容量をもつとホンダではいっている。
情報筋によると、日産は来年1月早々に予定していた『セレナ』ワゴンのマイナーチェンジを12月25日に繰り上げて実施するようだ。トヨタが『ノア/ヴォクシー』を発売、ホンダが『ステップワゴン』に特別仕様車を設定するなどしているため、早めに対抗策を打ち出すのが狙い。