三菱自動車は、小型トラックの『キャンター』にCNGエンジン、LPGエンジン搭載車を設定してCNGは21日、LPGは12月10日から発売すると発表した。
アメリカでは通称アントン法と呼ばれる、自動車関連の新しい法案が国会を賛成多数で通過した。この法案は、NHTSAに対し自動車乗車における子供の安全についての法的な権限を与える、というもの。
日本の軽自動車にあたる800ccクラスのスモールカー。免許を取得したばかりの女性や高齢者からの人気が高いということも日本とあまり変わらない。これまではデーウ『マティス』がその主役だったが、会社存続へ向けたゴタゴタ騒ぎの中、主役はキアのクルマに入れ替わった。
2000年秋、日本で言うところの会社更生法適用が決まり、その後はずっと身売り先を探してきた韓国第2位の自動車メーカーだった大宇(デーウ)。GMが引き受けることがようやく決まり、韓国内ではGM大宇という名称で再スタートすることになった。
ヒュンダイやデーウ、キアにサムスンというのはある程度のクルマ好きであれば「韓国の自動車メーカーだよね」と気づくかもしれないが、サンヤンという名前を聞いて、そこがどのうよな性格の自動車メーカーかを理解している日本人はきっと少ないだろう。
ソウルモーターショーで毎回必ず話題になるのは「ヒュンダイがどのようなコンセプトカーを出品してくるのか」ということだ。韓国人プレスの大半が注目し、プレスカンファレンスのときは他のブースから人がいなくなるほど。注目されるのはヒュンダイが韓国トップの自動車メーカーということもあるが、韓国人にとってヒュンダイのコンセプトカー=祭りの象徴だからともいえる。
欧州市場の中でも韓国車の人気は高いが、特に東欧地域で好調なセールスを記録している。こうした場所でのライバルは日本車ではない。セアトなどの格安価格をアピールする欧州車。周囲の国々と比べ、まだまだ国民所得が低い東欧諸国ではブランド以上に「使いやすく、壊れない」という実用面が要求される。
韓国でもセダンは徐々に売れにくくなる風潮にあるようだ。今回市販車として出てきたモデルでは乗用車タイプが何とか主流を保っていたが、コンセプトカーに目を向ければ、これが見事なまでに各社ともSUVを押し出している。
コンセプトカーが並ぶヒュンダイのブースで、それらを差し置いてソウルショーで外国人プレスの注目を集めていたのが『トスカーニ』、日本で言うところの『ヒュンダイ・クーペ』だ。なぜ注目の的になったか。それは誰もが予想にしなかった大規模なフェイスリフトを施したから。
三菱自動車は、新コンパクトカーの『コルト』に寒冷地や冬季のレジャーシーンでのニーズに対応、4WD車を追加して来年1月25日から発売すると発表した。