日産自動車は12日、小型トラック『アトラス20』シリーズに1.5t積載車を追加し発売した。自動車NOx・PM法や新短期排出ガス規制に対応した。
新型車は、いすゞ自動車からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けるもの。日産は自社開発の1.5t車を持っているが、NOx・PM法に適合していないため、いすゞから調達することにした。いすゞも同型車を先に発表している。新型車は、EGR(排出ガス再循環装置)とPMキャタコンバーター(酸化触媒)を標準装備し排出ガス性能を高めた。
アトラス20シリーズは2〜3t積載の小型トラックで、日産がいすゞから供給を受けているもの。逆に、日産はいすゞに1t積載車を供給している。