BMWジャパンは、レースの最高峰であるF1(フォーミュラ・ワン)からの軽量化技術を応用し、市販モデルから110kg以上軽量化したBMW『M3 CSL』の予約注文を13日から受け付けると発表した。
トヨタ自動車は、昨年12月に限定的にリース販売を開始したと発表した燃料電池ハイブリッド乗用車トヨタ『FCHV』を、新たに地方自治体と民間企業に合計6台を販売することで合意したと発表した。これで、トヨタFCHVの販売台数は、昨年の6台と合わせて、日米で合計12台となった。
新型『ラウム』の特徴は、センターピラー内蔵ドアを始めとするサイドビューだけではない。フロント、リア、インテリアなど細部に至るまで考えられたカーデザインならでは、というユニバーサルデザインに対するこだわりがある。
トヨタデザインのフィロソフィは「VIBRANT CLARITY」、つまり、ワクワクと爽やかさを両立すること。新型『ラウム』においてはユニバーサルデザインをカーデザインとして具現化するため、デザインスケッチ段階から、機能とスタイリング、どちらにウェイトをおいているかデザイナーが自己申告するというユニークなシステムでデザインされた。
「人にやさしく、一段と使いやすいクルマ作りを目指す」という独自の評価指標を持つ「トヨタ・ユニバーサルデザイン」。『ラウム』のエクステリアは、大きなキャビンを確保しながら、バランスのよいワンモーションシルエットを実現している。
トヨタ自動車は12日発表した『ラウム』に関する同社独自のユニバーサルデザインの指標を、報道関係者向けの広報資料に掲載した。「乗降性」や「メーター類視認性」など7項目について、ユニバーサルデザインの観点から点数化した結果を、マークの数(1−4)で表示している。
ボルボ・カーズ・ジャパン・マーケット企画部の桜庭徹部長によると、『XC90』で想定している主要購買層は「比較的富裕な40歳代以上の女性」だという。日本でのSUV事情を考えると男性ユーザーの方が圧倒的に多い気もするのだが。狙いどおりにアクティブな女性が買ってくれたなら、日本でのボルボ車に対するイメージも変わっていくだろう。
今回発表された『XC90』はボルボ初の本格的SUVとなる。日本に導入するタイプは全車が7人乗りとなっており、サードシートは身長160cm程度の人(子供や小柄な女性)であれば快適に過ごせる居住性を確保しているという。
もっとも今回は、ただのスライドドアではない。ぱっと見では分からないが、ドアを開けてみて驚いた。助手席側のBピラーがないのだ。トヨタが「パノラマオープンドア」とよぶこの構造によって、1.5メートルもの間口が出現する。
トヨタ自動車は、コンパクトハッチバックの『ラウム』をフルモデルチェンジし、5月12日より発売した。新型車は、「クルマづくりにおけるユニバーサルデザインの追究」を開発テーマに掲げ、新たに策定したユニバーサルデザイン評価指標を用いた開発手法によりそれを具現化した。