スズキは、本格4WDの軽乗用車のジムニーに上級仕様の装備を求める男性を主なターゲットにした特別仕様車ランドベンチャーを14日から発売した。
第2開発センターで新型『ラウム』のボディ設計を担当した大塚晋グループ長は「従来のドアと比較した場合、ロックする位置を増やしています。これによって『セルシオ』級の大型車が側面に衝突した場合でも車室内侵入を防げるようになりました」と説明する。
ここ最近、センターピラーの無い新型車がいくつか登場し、この構造にも目新しさを感じなくなってきたが、第2開発センターでラウムのボディ設計を担当している大塚晋グループ長は「他社のクルマには無い特徴がある」と説明する。それはセンターピラーが無いのは助手席側に限られるということ。
『XC90』は北米市場の販売が好調なため、現段階でもかなりのバックオーダーを抱えているという。日本市場への導入がこのタイミングになったのも、右ハンドル車を生産する余力が工場に無かったからという噂も出たが、日本では「現状ほとんどお待たせしない」と関係者。
新型『ラウム』は先代のラウムとエクステリアデザインが似通っているのもひとつの特徴だが、第2開発センターの多田哲哉・製品企画主査は「デザインスケッチはいっぱい書きましたが、歩行者傷害軽減などを考えるとこのスタイルがベストでした」と語る。
トヨタ自動車は、『ラウム』をフルモデルチェンジし、5月12日より発売した。2代目となる新型車は、「クルマづくりにおけるユニバーサルデザインの追究」を開発テーマに掲げ、すべての人にやさしく使いやすいことをめざした。今後のトヨタのクルマ作りの方向を示唆するものだという。21世紀のクルマの新しい価値観がわかる、写真30点!
ホンダは6月に『ステップワゴン』をマイナーチェンジする予定だが、不振のミニバンのテコ入れを強化するため、マイナーとはいえ大幅な改良を施す模様。現行の2.0リットル車に加え、2.4リットルの「i−VTEC」エンジン搭載車も設定し、幅広い層にアピールする。
トヨタ自動車は、日本時間の13日午前0時、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマでV8エンジンのラインオフ式を実施したと発表した。式典には、アラバマ州政府関係者、トヨタの白水宏典副社長らが出席した。
ユニバーサルデザインを採用した『ラウム』だが、全体的には先代からのキープコンセプトを貫いたようにも思える。第2開発センターの多田哲哉・製品企画主査は「実はこのクルマ、ラウムとして開発を始めたわけではないのです。ユニバーサルデザインを取り入れて開発を進めていくうちに先代ラウムと重なる部分が多くなってきたのです」と言う。
ボルボ・カーズ・ジャパンが言うところによれば、この『XC90』は高級SUVとしてかなり思い切った価格設定にしたという。2.5リットルのライトプレッシャーターボエンジンを搭載した最廉価モデルで555万円となる。