GMではまもなくオーストラリアで生産されているホールデン『モナロ』をポンティアック『GTO』として販売するが、フォードもオーストラリアで生産されているフォード『ファルコン』をアメリカ国内で販売することを検討中だという。
『グランディス』の開発責任者である露峯登SPLは「販売上のライバルは『オデッセイ』ということになるだろうが、クルマとしては今のオデッセイを目指しても仕方がない」と語る。同車はすでにモデル末期のクルマであり、今となっては比べる意味は無いという。
日本自動車部品工業会は16日、2002年のチャイルドシート国内出荷動向をまとめ発表した。総出荷台数は、126万1687台となり、前の年にくらべ11%の増加となった。着用義務付けから2年が経過し増加率が安定してきた。
衝突安全性と走行性能を飛躍的に向上させた新プラットフォームと6エアバッグシステム、性能、燃費、環境すべてに優れた新開発MIVECエンジン、路面状況に合わせた最適な駆動と抜群の走破性を発揮するマルチセレクト4WDなどが安全・環境・メカニズムの特徴。イモビライザー、セキュリティアラームを全車に標準装備したのもトピック。
富士重工業の竹中恭二社長は、来年早々にも投入する予定のスバル新型軽自動車について「スバルブランドを高める全く新しいコンセプトにする」と強調した。そのうえで、「イメージとしてはBMWグループの『MINI』(ミニ)やダイムラークライスラーの『スマート』のような感じ」と述べた。
先代の『シャリオ・グランディス』は、ホンダ『オデッセイ』を仮想敵として真っ向勝負を挑んだクルマだった。スリムでどこか女性的なイメージも感じさせるオテッセイに対し、シャリオ・グランディスは威風堂々とした男性向けミニバンだったといえる。
三菱自動車の社内には開発中の新型車を女性の目でチェックするという“女性評価チーム”が存在する。『コルト』以後の新型車開発にはタッチしているという。もちろん今回発売された新型『グランディス』でもチームが提案した改良点は数多く存在する。
4月16日発表、18日発売の新型SUV、ホンダ『エレメント』。おそらく、そのいっぷう変わったスタイリングが第一印象として多くの人の目に焼き付いているだろうが、もう慣れただろうか。「従来のカーデザインとは異なる、建築的なデザインだ」と説明するのは担当のホセ・ワイズグロッド・デザイナー。ホンダの“チャレンジスピリット”なのだ。
外装色、内装色、シート仕様、装備類までユーザーの要望により組み合わせる「カスタマーフリー チョイス」を採用した。またカスタマイズブランド『ROAR』より3種のカスタムカーを設定、スポーティさを強調した。福祉車両『ハーティーラン』は助手席が外側へ98度回転してスライドダウン、座面高が460mmとなり、乗り降りを容易にした。
コルト以前の三菱デザインはいわゆる「ガンダムルック」と表現される直線的なものが多かった。この変化について乗用車デザイン本部のミニバンプロジェクト・エキスパート、深井一宏氏は「機械的なものではなく、感情的に訴えかける、クール&エモーションな動きのあるデザインを三菱は目指しています」と説明する。