トヨタ自動車は、小型トラックの『ダイナ』200、ダイナ300、『トヨエース』G25、トヨエースG35のガソリン、LPG、CNGエンジン搭載車を一部改良して26日から発売した。
三菱自動車工業は、特別仕様車『パジェロミニ・スペシャルカラーエディション』を26日から発売する。ボディ上部&下部のベースカラーと中央部のアクセントカラーとなる3ウェイ2トーンカラーを採用した。
三菱自動車工業は、軽自動車の「eKシリーズ」の新型車『eKクラッシィ』を26日から発売した。eKクラッシィは、『eKワゴン』、『eKスポーツ』に続くeKシリーズの第3弾で、シック&モダン・ワゴンをコンセプトに、内外装、走行性能、機能装備など、各部を上質な仕様とした新型車。
高津益夫シャシー設計部・主査は「新型の足回りは“ここが変わった”というレベルではなく、全部変えちゃいました」と説明する。従来型からキャリーオーバーされたパーツも数えられる程度の細かな部品に留まり、99%が新しくなったという。
「社長がデザイン改革を宣言して、社内のデザインに対する認知度と組織内の力が変わりました。デザインとは会社の文化をカタチにしたものです。目標を高く掲げ、質の高いものをつくるため、デザイナー1人1人の能力、特にメンタル面の向上が大きかったですね」とデザイン部主管、スタジオチーフデザイナーの若尾文男氏は語る。
新型『ラウム』にはトヨタ・ユニバーサルデザインが実際に目で見てわかる部分が多く存在する。ポイントとなったパノラマオープンドアとタンブルシートという組み合わせの中にもそれが見て取れる。
「目標というか、念頭にあったのはBMWの楽しさです。でもBMWは後輪駆動。安心感という点ではさほど見るべきところはない。レガシィはBMWの楽しさに、スバルならではの4WDがもたらす安心感があります」と商品企画本部の森主査は語る。
フロント=ストラット/リヤ=マルチリンクのサスペンション形式こそ先代から変わっていないものの、パーツはすべて新規に起こした完全新開発。熟成を重ねることを良しとするスバルらしく、今回も見た目より中身で勝負する方針を貫いていた。
新型『レガシィ』が目指したものは走りと機能と美しさの融合。「存在として美しいか、否か。」というワゴンのキャンペーンフレーズからも、そのデザインに対する思い入れと自信がうかがえる。 スバルがデザイン改革を行った後、初のモデルがレガシィだ。これまでコンサバティブと評されることが多かったレガシィが挑戦的に生まれ変わった。
3ナンバー化は認められたものの、「必要以上の拡大は許さない」ということで、左右ともに指1本分相当(合計で35mm)の全幅拡大によって3ナンバー化された新型『レガシイ』だが、拡大した効果は軽量化と強度アップ、安定性の向上、最小回転半径の縮小などに効果が現れている。