SHOEIのフルフェイスヘルメット『X-Fifteen』にカーボンシェルを採用した「Carbon」が追加、10月よりSHOEIオフィシャルショールーム・SHOEI Gallery限定で販売される。この「X-Fifteen Carbon」の登場に、SNSでは「絶対買う」「想像してたより10万安い」など話題となっている。
X-Fifteenは長期間にわたる研究と風洞実験により、空力性能をはじめとしたあらゆる面で高い性能を誇るレーシング向けヘルメットのフラッグシップモデル。AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)構造を採用し、強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラスしており、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造となっている。

今回追加される「Carbon」は、従来の複合積層構造をベースに、最外層にカーボン繊維を採用したシェル構造が最大の特徴となっている。カーボン繊維の美しい見え方を追求し、新たな中間基材と独自の成形技法により、美観を最大限に引き出しつつ、シェルの剛性と弾性を高めている。
安全面では、万が一のアクシデント時に備えた緊急用ヘルメット取り外しシステム「E.Q.R.S.」を搭載。専用のリボンを引くだけの簡単操作で、負傷の可能性のある頸部への負担を最小限に抑えつつ、容易にヘルメットを取り外すことが可能だ。
サイズはS(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)の4サイズ。カラーはクリアブラックのみでJIS規格を取得している。税込み価格は16万5000円。

これに対し、X(旧Twitter)上では「X-15のカーボン絶対買うわね…」「カーボン欲しいです」「あぁ…カーボン(炭素繊維)好きには…垂涎の一品」「なんだか軽そうよねぇ~」「いいなこれ!欲しい」と、待望のカーボンモデルに心を躍らせている様子が見られた。
他にも「そろそろX-14を買い替えたいから悩ましい」「バイクもうすぐ降りるときにこんなの出すなよ」など購入に向けて心が揺らいでいるユーザーも。
また、その価格についても注目を集めている。「SHOEIのフラッグシップのカーボンにしては安い!高いけどw」「到底手が届かないな」という声がある一方で、「fifteen見てたんだけども どうせ10万近くするならこのモデル買っても良いな」「想像してたより10万安い」「なんか安くない?」など、高いと感じるユーザーと安いを感じるユーザーで大きく分かれているのが印象的だ。
SHOEI Gallery限定の販売ということもあり、「ド田舎民のワイはいくら欲しいと思ってもスルー(血涙」「電話予約できないのでギャラリー近くにない方は残念」など、通常販売を望む声も見られた。