トヨタ自動車は、日本時間の13日午前0時、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマでV8エンジンのラインオフ式を実施したと発表した。式典には、アラバマ州政府関係者、トヨタの白水宏典副社長らが出席した。
トヨタが日本以外でV8エンジンを生産するのは初めて。アラバマ・エンジン工場で、生産するのは排気量4.7リットルのV型8気筒エンジン。このエンジンは、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナで生産しているピックアップトラックの『タンドラ』に搭載される。エンジンは年間12万基生産する計画だ。
式典で白水副社長は、「今回、生産開始したV8エンジンは、まさにタンドラの心臓部。アラバマ工場は北米で重要な役割を担うことになる」と述べた。