ホンダは6月に『ステップワゴン』をマイナーチェンジする予定だが、不振のミニバンのテコ入れを強化するため、マイナーとはいえ大幅な改良を施す模様。現行の2.0リットル車に加え、2.4リットルの「i−VTEC」エンジン搭載車も設定し、幅広い層にアピールする。
ステップワゴンは2001年4月に全面改良してほぼ2年が経過、最近ではライバル車に押されていることから「限りなくフルモデルチェンジに近い改良を行う」(西前学取締役四輪営業統括部長)としていた。2.4リットルエンジン搭載車は、先月発売した『バモス・ホビオ』のようにセカンドネームも付け、フロントグリルも全く新しいデザインにする。
排ガス性能は全車種、「超-低排出ガス車」に適合させる。また、リアドア(左側)の窓ガラスは上下に大きくスライドするように改良、快適な装備も充実させる。