国際協力銀行(JBIC)は、日本発のスタートアップで、米国カリフォルニア州に本拠を置くテラワット・テクノロジーに対して出資を実行したと発表した。
この出資は「特別業務」として実施するもので、スタートアップ投資戦略に基づくスタートアップ企業向け出資案件となる。
テラワット・テクノロジーは、超高エネルギー密度・高い安全性・優れた価格競争力を兼ね備えた次世代電池の開発・製造・販売を行っている。同社はコスラ・ベンチャーズ、テマセクなどのグローバル投資家の支援も受けながら、EV(電気自動車)・ドローン・eVTOL(電動垂直離着陸機)・ESS(定置用蓄電池)といった国内外の多様な分野における電動化を目指している。
同社の事業は脱炭素社会の実現や日本の産業の国際競争力強化に貢献するものとなっている。