トヨタ自動車は12日発表した『ラウム』に関する同社独自のユニバーサルデザインの指標を、報道関係者向けの広報資料に掲載した。「乗降性」や「メーター類視認性」など7項目について、ユニバーサルデザインの観点から点数化した結果を、マークの数(1−4)で表示している。
「使いやすさ」をコンセプトに開発した新型ラウムは「乗降性」については「非常に楽に使えるレベル」を示すマーク4個が付けられた。トヨタは国内外の乗用車100モデルについて同社独自の基準に基づいて指標化したが「ラウムの乗降性はトップだった」(張富士夫社長)という。
このほか、ラウムの指標は「メーター類視認性」「主運転機器」がともにマーク2個(かなり楽に使えるレベル)となるなど、すべての指標にマークが付加された。トヨタは、今後投入する全ての新モデルにも、ユニバーサルデザインマークを表示し、認知度の向上も狙う。

 
    


 
           
           
          
 
           
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