レーンのキープされることがこんなにも楽チンなことなのか! これがこの機能を動作させて感じた正直な感想だ。
日産『フーガ』には、ハンドル操作量と速度に応じてヘッドライト(ロービーム)の照射角を変える「アクティブAFS」が装着されている。
『フーガ』にはレーザーセンサーを用いたインテリジェントクルーズコントロールがオプション設定されている。最大の特長は一般道を走行している低速時でもシステムが使えるということ。
衝突事故原因のひとつとして「車線逸脱」は大きなウェイトを占めているが、レクサス『GS』にはレーンキーピングアシスト(LKA)という安全装備がある。
レクサス『GS』には各種の安全装備が用意されているが、見た目にも効果が大きいのは「インテリジェントAFS」だ。コーナリング時にロービームの照射角を進行方向側に変えるというもので、GSの場合は3秒後に車両が到達するポイントを現在の速度から推定し、光軸を制御する。特に右方向への照射角を大きく取っているのが特徴で、自分の正面が常に明るいというのは大きなクルマを扱う上でも安心感が高い。
レクサス『GS』のうち、GS430にはプリクラッシュセーフティシステムの一部としてミリ波レーダーをチョイスすることができるが、これを搭載するとレーダークルーズコントロールも使えるようになる。設定速度は45-100km/h。
レーダー付きのクルーズコントロールといえば、従来は高級車のみに設定されるようなアイテムだったが、ホンダは装着車種の拡大を行っており、『シビック』でもオプションとして注文できるようになった。
アウディ『A8』にも夜間走行の際に進行方向の視界を確保するアダプティブヘッドライトが装備されている。
アウディ『A8』にはミリ波レーダーを使ったレーダークルーズコントロールが設定されている。設定速度は30km/hからで、上限はなんとクルマとしての最高速度(ただし、メーターの刻みはそれ以上の280km/hまである)。
アウディ『A8』に搭載された「Adaptive Headlight」は、他の2車が採用しているAFSとは基本的な機能が違う。