4代目となる新型『パジェロ』は、どことなく2代目を感じさせる、渋めのエクステリアをまとっているが、走りは3代目をブラッシュアップした質感の高いものに仕上げられている。
新しくなるたびに正常進化ぶりを感じさせてくれるのが、『カローラ』のフルモデルチェンジ。10代目となる新型もサイズアップすることなく、内外装の質感を大幅に高め、究極の正常進化を見せてくれた。
オーソドックスな3ボックスセダンで、トヨタ『ベルタ』とコンセプトは共通だ。ただベルタは『ヴィッツ』ベースなのに対して、『ブルーバードシルフィ』はもうひと回り車体の大きな『ラフェスタ』をベースとしている。
『ヴィッツ』ベースから『パッソ』ベースとなった『bB』。コンセプトを割り切って、ミュージックボックスとしており、空間もそれにふさしい内容になっている。
『カムリ』は日本では地味な存在だが、世界中で多くの支持を集めているヒット車だ。
『C6』は往年のシトロエンの名車たちを思わせるスタイリングや、上質なインテリアが話題に上るが、ハンドリングも意外なほどに、秀逸な仕上がりぶりを見せてくれた。
先代はダンゴ虫を思わせる丸みを帯びたボディライン特徴だったが、新型は誰が見てもスポーツカーと思える、シャープなデザインに変身した。
『LS460』のよさというかスゴさは簡単には書き切れない。
今回の『E320CDI』は輸入車に許された規制対応への時間的猶予を生かして発売されたものだが、輸入元のメルセデスベンツ日本では、将来的な規制にも対応する長期的展望のもとにディーゼル車の販売を開始した。
このクルマを運転すると、クルマを運転することがこんなの楽しいことだったのかということを改めて教えてくれる。