7歳児の歩行中事故死傷者が最多、東京・渋谷で啓発動画の放映開始…トヨタ・モビリティ基金

R渋谷駅ハチ公前 MAGNET by SHIBUYA 109「109フォーラムビジョン」
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トヨタ・モビリティ基金(TMF)は、児童を交通事故から守るための啓発動画の放映を、東京・渋谷109フォーラムビジョンで開始したと発表した。

トヨタ・モビリティ基金は、交通事故死傷者ゼロに向けた「タテシナ会議」新しい児童への啓発分科会の活動として、歩行中の事故死傷者が最も多い年齢が7歳である事実について、社会に広く認知することで、児童を取り巻く人々の更なる意識向上や、児童の行動変化に向けた働きかけにつながると考え、活動を進めている。

その一環で、渋谷109フォーラムビジョンで児童を交通事故から守るための啓発動画を放映している。動画のタイトルは「今日も『おかえり』と言えるように」だ。

タテシナ会議は、毎年交通安全に祈りを捧げる蓼科山聖光寺夏季大祭において自動車や関係する業界のトップ役員が一堂に会す機会を活用した交通安全のための会議である。2023年には、実効性のある活動に取り組むための5つの分科会が発足した。

新しい児童への啓発分科会は、児童の交通事故をなくすことを目指して、危険な実体験を伴うことなく、児童が危険を回避する能力を養うことができる啓発方法の開発などを目的とするタテシナ会議の分科会の一つである。

TMFとともに認知度向上に向けた活動に参画する企業および団体は、ブリヂストンサイクル、トヨタ自動車、豊田合成、豊田通商、公益財団法人豊田都市交通研究所となっている。

《森脇稔》

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