マツダは10月14日、東京ビッグサイトで10月29日に開幕する「JAPAN MOBILITY SHOW 2025(ジャパンモビリティショー2025)」の出展概要を発表した。
今回の出展テーマは「走る歓びは、地球を笑顔にする」。2035年の技術革新と社会インフラ整備が進んだ世界で、マツダが豊かな地球に貢献しながら「クルマが好き」「いつまでも運転を楽しみたい」という想いに応える世界観を表現する。
展示では、このテーマを具現化したビジョンモデルを世界初公開する。配信されたティザー写真からクーペモデルであることが分かる。
また、走るほどにCO2を削減し循環型社会の実現を目指すマツダ独自の「CO2回収技術」や「藻類由来のカーボンニュートラル燃料」などの展示を行う。加えて7月に欧州で初公開した新型『CX-5』(欧州仕様車)を世界で初めて一般の顧客向けに展示する。
日本自動車工業会によるプログラムにも参画。「Tokyo Future Tour2035」では下肢に障がいをお持ちの方も自分の意志で移動し行動できることを支援する、直感的に加減速が可能な手動運転装置を搭載した福祉車両『CX-30 SeDV』を出展する。
「Mobility Culture Program」では「マツダ RX-7」や、スーパー耐久シリーズ2025へ参戦している「MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept」(12号車)、『CX-60』と『CX-80』をそれぞれ出展する。
「Out of KidZania in JMS 2025」では、マツダのものづくりへのこだわりを子供達に感じてもらう職業体験として「砂型鋳造・磨き・塗装職人の仕事」を用意。マツダの工場を再現した環境で様々な職人の技を学びながら、ものづくりの楽しさや奥深さ、達成感を感じてもらう。