過去の改善が、新たなリコールを引き起こす…6月掲載のリコール記事ランキング

ホンダ・ジェイド
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6月に掲載されたリコール・不具合情報に関する記事について、アクセス数を元に独自ポイントで集計したランキングです。最も注目を集めたのはホンダ『N-BOX』など7車種、計1万2653台が、過去の改善措置が不適切であったこととから、リコールされたという情報でした。



本田技研工業は6月20日、7車種の燃料装置(低圧燃料ポンプ)ついて低圧燃料ポンプの改善措置において、改善措置部品の梱包作業が不適切なため、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。






BMWは6月9日、BMWの18車種のウォーターポンプについて、火災に至るおそれがあるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。






スズキは5月29日、コンパクトカー『スイフトスポーツ』の燃料ポンプについて内部部品の評価が不適切だったため、作動不良になり走行中にエンストする恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。






三菱自動車工業は6月12日、軽自動車のEV、三菱『eKクロスEV』と日産『サクラ』の計4万1134台について、ブレーキ装置の不具合によるリコールを国土交通省に届け出た。






いすゞ自動車は6月12日、いすゞ『エルフ』および日産『アトラス』の制動装置(電動パーキングブレーキ)について、キーオフ後に正常に作動せず、車両が意図せず動き出す場合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。






ステランティスジャパンは6月12日、ジープ『ラングラー』の2車種3形式496台について、後部霧灯(フォグランプ)の不具合によるリコールを国土交通省に届け出た。






三菱ふそうトラック・バスは6月5日、『エアロエース』および『エアロクィーン』のラテラルロッド・スタビライザーブラケットについて、ブラケットが破損するおそれがあるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。






カワサキモーターズは5月29日、カワサキ『W230』と同『メグロS1』の計6148台のリコールを国土交通省に届け出た。走行中にエンジンが停止するおそれがある。






ポルシェジャパンは6月2日、電気自動車のポルシェ『タイカン』シリーズの高電圧バッテリーに不具合があるとして、1992台のリコールを国土交通省に届け出た。






本田技研工業は5月29日、ホンダ『CB650R』などのシーリングボルトについて、ねじ部成形不良によりシール性能が低下しエンジンオイル漏れにつながるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。


《大矢根洋》

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