ステランティスジャパンは6月12日、ジープ『ラングラー』の2車種3形式496台について、後部霧灯(フォグランプ)の不具合によるリコールを国土交通省に届け出た。
対象車両は2024年8月11日から12月16日にかけて輸入された車両で、型式別では3BA-JL20L型「ラングラー・アンリミテッド」が310台、同じく7BA-JL20L型が172台、7BA-JL20S型「ラングラー」が14台となっている。
不具合の内容は、後部霧灯のバルブソケットの製造が不適切なため、接点間の接続ができないものがあることだ。この問題により後部霧灯が点灯せず、保安基準不適合となるおそれがある。
改善措置として、全車両の後部霧灯(左右)のバルブソケットを良品に交換し、バルブも新品に交換する。
今回の不具合は、同社の新車整備センターでの検査において発見された。事故の報告はない。