ステランティス傘下のラムブランドは、『ラム1500』2026年モデルで5.7リットルHEMI V8エンジンを復活させると発表した。かつて多くのファンを魅了した5.7リットルV8が、最新技術と共に帰ってきた。HEMIエンジン搭載車の注文受付は既に開始されており、SNSでは日本のアメ車ファンも熱視線を注ぐ。
2026年モデルのラム1500は、象徴的な「HEMI V8」復活を機にデザインも刷新。フェンダーには「Symbol of Protest」バッジを装着し、力強さと反骨精神を表現。最大130lb-ftの電動トルクを提供する「eTorque」ハイブリッドシステムにより、始動の静粛性や加速時の滑らかさが向上。48Vバッテリーは空冷式で、静かなキャビン環境を保ちつつ効率も両立した。幅広いグレードに対応し、日常使いから本格的なトレーラーワークまで余裕でこなす一台に仕上がっている。

搭載される5.7リットルHEMI V8エンジンは、最高出力395hp、最大トルク410lb-ftを発揮。可変カムタイミングとシリンダー休止機構により、燃費性能と出力のバランスにも優れる。ハイブリッド補助のeTorqueシステムは48Vリチウムイオン電源を備え、DC-DCコンバーターで12V系統もカバー。牽引能力は最大1万1470ポンド、積載量は1750ポンドを誇る。寒冷地対応のスターターモーターも標準装備で、あらゆる状況下での安定した始動性を実現する。
X(旧Twitter)では、「HEMIエンジン復活はヤバいやつじゃん!」「燃費も向上してるね」「HEMIエンジン復活は嬉しいね」HEMIエンジンの復活には、日本のファンも強い関心を寄せており、多くのユーザーにとって特別な存在であることがうかがえる。
また、「新型チャージャーにラムに積んでるHEMIエンジン搭載してほしい」「ステランティスだから他の車種にV8HEMIエンジン載せるのか?」など、他社種。他ブランドへの展開にも期待が寄せられている。
