VWグループ、7モデルを世界初公開へ、新ブランド「AUDI」も…上海モーターショー2025

VWの電動コンセプトカー3車種のティザー
  • VWの電動コンセプトカー3車種のティザー
  • アウディQ5L従来型(参考)
  • ポルシェ 911 スピードスター のヘリテイジデザインパッケージ(参考)

フォルクスワーゲングループは、4月22日に中国で開催する上海モーターショー開幕前夜の「グループナイト」において、7つの世界初公開モデルを発表する。

アウディブランドは、プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)をベースにした新型電気自動車を世界初公開する。この車両は、性能、技術、航続距離、充電速度において新たな基準を設定するという。感性的なデザイン、次世代インフォテインメントシステム、高度な自動運転機能(レベル2++)を備え、中国市場向けに特別に設計されている。SUV『Q5』の中国向けロングホイールベース仕様『Q5L』のワールドプレミアも予定されている。

また、中国で開発された新ブランド「AUDI」の初の量産モデルも世界初公開される。このモデルは、アウディのDNAと中国特有の革新を組み合わせ、新たな技術志向の顧客層を開拓することを目指している。

フォルクスワーゲンブランドは、3つの次世代の知能化・完全接続車両(ICV)コンセプトカーを発表する。これらは革新的な技術と新しいプログレッシブデザイン言語を特徴とし、中国市場向けの新しいブランドDNAを示すものだ。各モデルは、3つの合弁会社それぞれの戦略的ポジショニングを反映している。

上海モーターショーでは、フォルクスワーゲングループの各ブランドが合計50以上のモデルを展示する予定だ。ポルシェは『911 GT3ツーリング』を含む3つの新モデルを中国市場に投入し、製品ラインナップを拡大する。ポルシェ ヘリテージ デザイン戦略の第3弾モデルも世界初公開される予定だ。

フォルクスワーゲングループは、「中国のために、中国で」という戦略のもと、中国顧客の進化する期待に応える最先端のデジタル機能とインテリジェントな運転支援システムを提供し、モビリティの未来を形作っていく姿勢を明確に示している。

《森脇稔》

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