ホンダ『GB』をセパハン・バックステップでカフェレーサー化!アクティブが人気モデル3種をカスタム…東京モーターサイクルショー2022

アクティブがカフェレーサースタイルにカスタムしたホンダ GB350S(東京モーターサイクルショー2022)
  • アクティブがカフェレーサースタイルにカスタムしたホンダ GB350S(東京モーターサイクルショー2022)
  • スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)
  • カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)
  • アクティブブース(東京モーターサイクルショー2022)
  • スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)
  • スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)
  • スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)
  • スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)

カスタムパーツを数多くリリースするアクティブが「東京モーターサイクルショー2022」に持ち込んだのは、国内で人気のモデル3種のカスタムマシンだ。

完成度高めのカフェレーサーカスタム『GB350S』

ホンダ GB350S(東京モーターサイクルショー2022)ホンダ GB350S(東京モーターサイクルショー2022)

ホンダ『GB350S』のカスタムは、「現代版カフェレーサー」がテーマという。セパハン・バックステップをマストの装備とするカフェレーサーであるが、単純にセパハンを装着すると、ガソリンタンクと干渉する。そのため、トップブリッジを制作し、干渉をさけつつドレスアップとしての質感も高めている。ステップ位置も高過ぎず後ろ過ぎずといった設定。ヤマハ『YZF-R25』やカワサキ『NINJA250』といったフレンドリーなスポーツモデルからの乗り換えでも違和感のない、気軽に走り出せる設定としている。

ホンダ GB350S(東京モーターサイクルショー2022)ホンダ GB350S(東京モーターサイクルショー2022)

また、やや足つきが良くないとの声から、リヤに奢られたハイパープロ製ショックは20mmのローダウンを施し、それに合わせてフロントフォークも10mm突き出し。サイドカバーレスとすることと合わせ、より良好な足つき性を得ている。前後ホイールは純正のフロント19リア、17インチから、前後18インチのゲイルスピード製アルミ鍛造ホイールに換装。スタイリングだけでなく、重量も約4kg軽量化。そのほかフェンダーレスキットやシングルシートカバー等、ボルトオンにこだわりつつ、走っても眺めても楽しいカフェレーサーマシンとしたという。

ツアラーとしての全体バランスを重視した『ハヤブサ』

スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)

歌舞伎をイメージしたというオリジナルペイントが目を引くハヤブサは、ハイスピードツアラーというキャラクターをより明確にするべく各部に手が入る。軽量ホイールへの換装は定番ともいえるが、ゲイルスピードには同サイズでも、いくつかのバリエーションをラインナップ。そのなかであえて軽すぎないTYPE-Eモデルを採用し、ハンドリングに落ち着きを持たせたとのこと。(それでも純正からは約3kgの軽量化)

また、ブレーキシステムもゲイルスピード製ラジアルブレーキマスター、ラジアルキャリパーを採用。こちらもホイール同様、タッチや効きが唐突過ぎないものをチョイスし、STDのバランスを大きく崩すことなくグレードアップさせているとのことだ。やや前傾が強いライディングポジションを改善することが最初のテーマだったとのことだが、ハンドルバーだけでなく、ラバーマウントされるSTDのトップブリッジを削り出しのリジットタイプに変更し、リニアなハンドリングを得ているという。

スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)

また、無骨に見えるステップはアルミブロック材からの削り出しで4ポジションが選択可能。肉抜きをされて軽量化されるものが多いなか、高い剛性感とともに、エンジンからの熱を遮断する狙いもあるという。

スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)スズキ ハヤブサ(東京モーターサイクルショー2022)

ホイールをワイド化してビッグバイクに負けないスケール感を演出『NINJA ZX-25R』

カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)

そして、ビッグバイクカスタムが得意なアクティブには珍しい250ccクラスのカスタムに同社が選んだのは『NINJA ZX-25R』。その1番の狙いはビッグバイクに負けないスケール感を演出することだという。ホイールは純正のフロント350−17、リア450−17インチに対し、ゲイルスピード製 TYPE-GP1Sホイールに換装。リアを550のワイドサイズに換装し、迫力あるスタイルに。

カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)

ちなみにゲイルスピードではNINJA ZX-25R用に様々なホイールサイズを展開しており、フロントには300−17、リアに400−17と425−17サイズもラインナップ。ワイドサイズのほうがレーシーにも思えるが、サーキットでのパフォーマンスを考えると細めをチョイスしたほうがタイムアップにつながるとのこと。また、これらのホイールはチェーンラインを含めボルトオンで装着出来るとのことだ。

カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)カワサキ NINJA ZX-25R(東京モーターサイクルショー2022)

ベストセラーとなっているフェンダーレスキットやセパレートハンドルキット(ゲイルスピード製マスターシリンダーを装着する際にも交換が必要)のほか、ステップやブレーキ周り等にも手が入り、実用的かつ迫力満点に変貌を遂げたマシンとなっていた。

《鈴木大五郎》

鈴木大五郎

AMAスーパーバイクや鈴鹿8耐参戦など、レース畑のバックボーンをもつモーターサイクルジャーナリスト。1998年よりテスター業を開始し、これまで数百台に渡るマシンをテスト。現在はBMWモトラッドの公認インストラクターをはじめ、様々なメーカーやイベントでスクールを行なう。スポーツライディングの基礎の習得を目指すBKライディングスクール、ダートトラックの技術をベースにスキルアップを目指すBKスライディングスクールを主宰。

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