コーナーに向けてフロントブレーキを握り込む。スピードが急減速しているなかでシフトを1つ、そして2つ目はエンジンブレーキが過度にかかりすぎないように空吹かしを入れてから落とす。コーナーを回り、出口が見えたらスロットルをワイドオープン。我ながら完璧だ!素晴らしいテクニック!? しかし残念ながら、その繊細な操作の多くは私の行った操作ではなかった…。
MotoGPやスーパーバイクなど、世界のロードレースシーンを席巻するイタリアの雄「ドゥカティ」であるが、そんなレーシーでアグレッシブな活動やマシンのラインナップだけにはとどまらない躍進をここ最近はみせている。
創立から120年以上の歴史を持つロイヤルエンフィールド。
モーターサイクルジャーナリストの鈴木大五郎がBMW『R12 nine T』を試乗。今回試乗したR12 nine Tは、フルモデルチェンジを経てデザインや走行性能が向上。低重心で扱いやすく、現代の技術も搭載した魅力的なモデルとなった。
今回試乗したXSR900GPは、80年代のグランプリマシンを彷彿させるスタイリングと操縦しやすいポジション、パワフルなエンジンが特徴。また、ライディングモードは様々な状況に合わせて調整可能だ。
ほとんどポジティブな印象しか持つことのなかったマシンであるが、今回の試乗は生憎の天候。雨かぁ…と気分が落ち込みそうになりながらテストをスタートする。
スズキにとって、いまやVストロームシリーズはなくてはならない存在。いや、そう思っているのはユーザーのほうかもしれないけれど、それほどメーカーにとってもユーザーにとっても大切なマシンとなっているのは確かなことである。
専用設計という響きが日本人には好まれる。オーダーメイドだったりオンリーワンだったり。 2024年モデルとして登場したGSX-8Rは共通プラットフォームを用いる4モデル中の1台である。
スズキ『GSX-S1000』をプラットフォームに、ロングストロークの足回りとウィンドプロテクション効果の高いフェアリングを纏った『GSX-S1000GX』が登場した。ミラノショーでの発表からわずか数週間。ポルトガル・リスボン近郊にてその走りを検証する。
オーストリアの名門KTMから2023年モデルとして890SMTが登場。イタリア・サルディーニャ島で行われた国際試乗会にてその走りを検証した。