欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは4月25日、中国で開幕した北京モーターショー16において、『T-プライム コンセプトGTE』を初公開した。同車は、フォルクスワーゲンの次世代の大型最上級SUVを示唆したコンセプトカー。大型SUVのデザインに、新しいスポーティさやエレガントさを表現した。4シーターの室内は、乗員がリラックスできるリビングのような空間を追求。また、フォルクスワーゲンが推進する最新のデジタル化の成果を反映。自動車用としては世界初の曲面ディスプレイに、各種情報を表示する。車名の「GTE」が示すように、パワートレインはPHV(プラグインハイブリッド)。エンジンとモーターを合わせたPHVシステムトータルで、最大出力381ps、最大トルク71.4kgmを引き出す。トランスミッションは8速AT。駆動方式は4WD。0-100km/h加速は6秒、最高速は224km/hの性能を備える。また、「Eモード」では、最大50kmのゼロエミッション走行が可能。この効果もあって、欧州複合モード燃費は33.3km/リットルと、優れた環境性能を実現している。
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