左右非対称のヘッドランプが独創的なフロントマスクを演出する『YW125X ビーウィズ』が発売された。スタイリングのデザインコンセプトは「New Crossover BW'S」。ヤマハの謳い文句は「SUVテイストが楽める都会のストリートコミューター」だ。実車を目の当たりして思うのは、タフさをアピールしながらも、都会的で洗練されたスタイリング。ブロックタイヤをはじめブーツカバーをつけた軽量フロントフォーク、バーハンドルにブラッシュガードという組み合わせはオフロードテイストを感じさせるもので、その遊び心あふれる車体は見る者をワクワクさせる。さらにフルフェイスヘルメットを収納できるシート下トランク(容量約29リットル)やタンデムグリップ付きリアキャリア、鍵穴へのイタズラを困難にするキーシャッターなど機能面も申し分なし。前後ディスクブレーキを備え、フロントにはウェーブローターを装備するなどディティールも凝っている。エンジンは最高出力9.8psを発揮する空冷4ストロークSOHC4バルブ。エンジン音も静かで、排ガス中の有害物質が少ないなど環境性能も高い。車両価格は税込み31万8600円。なんといっても使い勝手が良く、経済性にも優れる。クルマと同じ60km/hの一般道法定制限速度、2人乗りOK、原付1種(50cc)のような2段階右折不要、軽自動車税1600円/年、自賠責保険料は原付(50cc)と同じなど、メリットがいっぱいの原付2種スクーターだ。
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