スズキのブースに面白いものがある。説明ボードにも情報がほとんどない、バイク用ターボエンジンがディスプレイされているのだ。並列2気筒エンジンは『EX7』と名付けられ、排気量は600cc。スズキは2013年の東京モーターショーでターボチャージャーエンジンを積む『Recursion(リカージョン)』を発表したが、今年になってアメリカで特許申請を登録したというウワサもある。このEX7がリカージョンと何か関係しているのか、大いに気になるところだ。スズキ株式会社 二輪事業部二輪エンジン設計部の柴野 謙氏にたずねてみると「現状言えることはございません」とのこと。しかし粘り強く聞いていると、出力特性について「4000~5000rpmの中速からトルクフル、実用域で扱いやすい」とし、ターボ=高出力で過激という従来のイメージを覆し、「日常で楽しめるエンジン」(柴野氏)と、キャラクターが見えてきた。そういえばリカージョンも、「街中では経済的で扱いやすく、ワインディングでは厚いトルクで爽快な走りを実現する」と、当時スズキは発表していた。リカージョンはコンパクトな車体に、インタークーラーターボを組み合わせた新開発588cc水冷直列2気筒エンジンを搭載する。さらに、プロトタイプにしてはエンジンマウントなどの完成度が高いことを指摘すると、「抱き込むフレームとなるでしょう」と、またヒントを得た。しかし、教えてもらった情報はこれがすべて。スズキ スポーツモデルのブランド「GSX」のコンセプトオブジェを公開するなど、スズキのブースはミステリアスで、バイクファンなら期待が膨らむ。
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